きっかけは些細なこと

NLP
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一週間ぶりに地元に戻ってきましたが、今日は何だか暖かく感じるのは3月に突入したからでしょうか?

今年の宮城は思いの外、雪が少なかったような気がします。

まあ、寒いの苦手なので雪が少ないのは良いのですが、私が子供の頃に比べるとあまりにも雪がないのが少々気になります。(^_^;

最近色々な人と話していて感じる事は、やはり人はひとりでは生きていけないということですね。

必ず人との関わりの中で生きている。

だからこそ悩みがあるのだな〜と。

「すべての悩みは対人関係である」

人が2人集まれば、そこに対人関係が生まれます。

この対人関係はシステムと言うこともできます。

ここで言うシステムとは、誰かが誰かに対して発した言葉や行動によって、相手が反応し、さらにその反応に対して反応するという反応の連鎖のことです。

この反応の連鎖は、良い連鎖であれば問題ないのですが、

悪い連鎖(負の連鎖)に陥ると、人間関係がぎくしゃくしてしまいます。

きっかけは本当に些細なことから始まります。

例えばAさんとBさんの二人がいるとして、

Aさんは物事をすぐにやらないと気が済まないタイプで、Bさんは一呼吸置いてから後でやるというタイプ。

Aさんがある作業をBさんに頼んだ時、Bさんは「わかった、僕がやるよ」と言ったきり一向に作業に取りかかる様子はなく、ほかの事をしています。

それを見たAさん「いつまでも何やってるの?」とイライラしています。

Bさん「え・・・なんで?」

Aさん「なんで?じゃなくてさ・・・。そんなことしてないで私が頼んだことやってよ!」

Bさん「なんだよその言い方。僕が遊んでいるとでも?」

Aさん「あたはいっつもそう!だから〜なのよ!」

と言う具合にどんどんエスカレートしていってしまいます。

なぜこんなことが起きるのでしょうか?

この場合は優先順位の違いだったり生活習慣の違いもありますが、これまでの付き合いの中で、AさんはBさんのやるって言っておきながら「なんで?」という言動に過剰に反応するようになっているのです。

そしてBさんもAさんのその言動に反応してお互いを責めるという特定のパターンにはいっていくのです。

「売り言葉に買い言葉」

こうなってしまうと問題の原因はもうどうでも良くなって、忘れてしまっている。

冷静に考えれば、ケンカに発展するような内容ではないはずなのに。

ではどうすればこの連鎖を断ち切ることができるの?

まずはBさんは「そうか、君はイライラしているんだね。」

とAさんのイライラを認めてあげること。

その上で「僕が君だったら、イライラすると思うよ」と伝えると

不思議とこの連鎖は中断され、収束していきます。

たったこれだけなのですが、

ものすごく効果があります!

怒っている人がYESと言わざるを得ない状況にすると、

それ以上怒れなくなるのです。

口論がエスカレートするのは、相手に合わせてこちらが同じように反応するから。だから、相手に合わせて言い合いをするのではなく、相手の気持ちを承認して私も同じように感じると伝えることで、無駄な争いを避けることができるとともに、良好な人間関係を築くことができるようになります。

あなたが相手に本当に伝えたいことは何ですか?

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