思い出は未来の残骸なんだよ

NLP
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この間、ふっとこの言葉が頭を過ぎりました。

知っている人もいるかもれないし、初めて聞く人もいるかもしれませんが、この言葉は以前オダギリジョー主演のドラマ「帰ってきた時効警察」第二話でオダギリジョー演じる霧山修一朗が言ったセリフです。

ドラマを見ていたときは意味はよくわからなかったけど、何かミョーに納得したような気にさせられた言葉です。

「思い出は未来の残骸」とはどういう意味なんだろう?

気になったのでグーグル先生に聞いてみたところ、私と同じようにどういう意味かをyahoo知恵袋で質問している方がいました。

そこでの答えによると・・・

  • 未来があるから思い出があるのであって、必要不必要にかかわらず、未来があれば勝手に思い出はできる
  • 思い出は色褪せていくもの

といったものがありましたが、何かしっくりきません。

さらに探してみると

その時その時って未来に希望とかあったりするもんで。
それが思い出となった時、今がどんな状況にあろうとも
その思い出には未来の自分に対する希望があったって事ですからね。

引用元:渡る世間は愚痴ばかり

「そうか、そういうことか!」と、とてもしっくりきました。

でも、私の考えるこの言葉の意味は、ちょっと違ったりします。

この言葉の意味を考えたときにまず最初に思ったことは、

時間軸(タイムライン)の捉え方

普通の感覚(過去に私がもっていた感覚)の時間軸は

現在(過去)→未来

だと思いますが、

コーチング的な時間軸の捉え方は

未来→現在(過去)

です。

現在(過去)→未来の時間軸とは?

例えば占いを考えてみるとイメージしやすいかもしれません。

これらは過去のデータに基づいて未来を予測します。統計的にそうなる確率が高いというだけで必ずそうなるわけではないのに、そう言われるとそのような気になって、結果的にそうなります。(良い結果だけを信じる分には良いかもしれませんが・・・)

コーチング的な時間軸 未来→現在(過去)とは?

コーチングでは必ずはじめに明確なゴールを設定します。

将来こうなりたいというイメージを作り、どうやってそこへたどり着くのかを考えます。そしてそれらが決まれば、あとは行動をするだけです。

つまり明確なゴールを設定した時点で、それは未来から現在へ向かって流れてきて、ゴールを設定した時期がくれば自然と達成されているというイメージです。

なので、過去の積み重ねてきた経験や実績によって未来が決まるのではなく、未来が現在をつくっているということ。

私の考える「思い出は未来の残骸」とは?

人は意識無意識にかかわらず、何かしらゴールを設定し、ゴールを設定した時点で思い出となるべく未来から流れてくるという意味で「思い出は未来の残骸」なのかと。

あなたの一番楽しかった思い出は何ですか?

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