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NLPコーチングでココロの自然治癒力を取り戻し、ありのままの自分でいながら自分の望む未来を引き寄せる、やまぞうです。
ここ数日、自分の得意不得意や好きなこと嫌いなこと、または自分の強みなんかを考えるため、過去の出来事からそれらを探そうとしていたら、ふっと小学生の時にいじめられたことを思い出した。
いじめといっても軽いほうだったので特に気にもしていなかったんだけど、なぜかそのことが何度かふっと頭を過ぎるので、どうしてなのか少し考えてみた。
すると前回のブログでも書いた「思い込み(ビリーフ)」と関係しているということに気がついた。
自分のやりたいようにやってはいけない
最初にいじめられたのは小学4年生の時。
この頃の私はクラスではリーダーというか、おやまの大将だった。
クラスは3年、4年と同じクラスメイトで特別目立つ存在もいなかったせいか、自由にやりたいようにやっていたら、いつの間にか人気が出て学級委員に選ばれたり、何かとリーダー的な役回りが多くなった。
自分で言うのも何だが、運動神経も良く勉強もそこそこ出来て、力も他の子よりもあったからだ。
自分自身もそんな状況は嫌いではなく、むしろどこか目立ちたいという想いがあったから、その状況を楽しんでいた。
がしかし、4年生になった頃少し調子に乗りすぎてしまい、いま考えればいじめられても仕方ないような事をしてしまったため、それまで仲良くしていたクラスの4〜5人から、無視をされ、机の中の物をとられたり、靴をかくされたり、いやみや悪口をいわれたりするようになった。
それでも心折れずいられたのは、3年生の時にウチのクラスに転校してきた友達とおとなしくて優しい友達の存在があったから。
しばらくそのような状況に耐えているうちに、いつの間にかいじめは収まった。
というか、飽きたのだろう。
おそらくこの時の経験が、自分らしく自分のやりたいようにやってはいけないとか自分は前に出てはいけない(目立ってはいけない)というネガティブな思い込み(ビリーフ)となり、さらにそこから強い承認欲求を持つようになったのだろう。
他人と同じことをしてはならない
私の地区では私が小学5年生に上がるとき、実家の近くに新しい小学校ができて、私が小学4年生までいた学校ともう一つの小学校から新しい小学校に移動になり、これまでとは違う知らない同級生とともに残りの2年を過ごした。
そして5年生だったか6年生だっか定かではないが、そのころにも多少いじめられたことがある。
この時のことは本当にくだらないことなんだけど、当時私をいじめた子供にとっては大事なことだったようで、偶然同じ色、同じ柄の財布を知らずに買ったにもかかわらず、マネをしたとか生意気だとかいって文句を言われたり暴力を受けたり、その後無視されたりした。
その時は一緒にいじめられていた友達もいたので、この時も心折れずにやり過ごすことができたのだが、この時にできた思い込み(ビリーフ)は恐らく、みんなと同じことをしていけないとか権力に逆らってはいけないというものだろう。
だから地位とか立場を利用して圧力をかけたり、理不尽なことをいう人が嫌いで、会社とかでも上司だろうが先輩だろうが年長者だろうが、間違っているものは間違っている、おかしいものはおかしいと言ってしまい反感を買い、部署移動になったり契約解除されたりしたのだろう。
思い込みには意味がある
過去の経験から知らず知らずのうちに出来上がった思い込み(ビリーフ)は、全てが悪いもではない。
そこには必ず意味があります。
私の場合でいうと公平さや優しさをもち、自分の価値を証明するために他人より少しでも上手くできるように観察し工夫し努力するようになった。
ただ、その思い込み(ビリーフ)が足かせとなり、いまの自分の行動を制限していたり、トラブルを繰り返すようであれば改善すべき問題となる。
私の場合でいうと、公平さや自分の価値(正しさ)の証明が強く出てしまうと、他人と衝突してしまうように。
そのようなときは、その思い込み(ビリーフ)を書き換えて新しいものにするのが有効。
ビリーフチェンジのやり方はいくつかあるので、それはまた別の機会にしたいと思います。
思い込みは、あくまで思い込み
過去の出来事は変えることはできないけれど、自分の見方や捉え方次第で変わっていくものだし、変えられるもの。
そこに執着するのではなく、一歩下がって視野を広げてみると何かが見えてくるかもしれません。
あなたは、ありのままで価値ある存在です。
それだけは変わりようのない事実です。
その思い込み(考え)は、真実ですか?